変わることのない世界で

小さな物語の断片
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終わらない恋の為に
終わりが来ることを考えて今を過ごすなんて馬鹿なことはもうしないと決めた。けれど時折油断してると目に入る文字や言葉に突如として不安に襲われるのも事実。それでも、終わりの見える恋などしたくないから私は今日も走る。後先なんて考える余裕なんてないからただ突っ走る。

「和人ー!」
「うわっ、柚希!?」

何の前触れもなく押しかければやはりというべきか驚かれた。うん、当然だよね。でももう小難しいことをいちいち考えるのには疲れたからひたすらただ突っ走る、呆れられても後悔しても。今を突っ走る。

「どうしたんだよ」
「端的に単刀直入に言うと色々なアンケート記事とか見てたら不安になって気がついたらここにいた」
「……はぁ。とりあえず上がれば?」
「ん」

思い切り呆れてる、和人に構わず家に上がり扉を閉めたのをかくにんするなりその体に思い切り抱きついた。それはもう思い切り、よろめくぐらい。些細な事で不安になるのもそれを抱え込むのも私の性にはまるっきり合わない。

「んな記事見なきゃいいのに」
「見ちゃったもんは仕方ない。可愛い彼女がわざわざ会いに来てやったのに不満か?」
「まさか。んな不安になることねぇのに」
「乙女心なんですー。ってか離さないし」

よしよしとあやすように撫でてくれる手が好きで私はずっとぎゅっと抱きついたままでいた。言葉を聞かせて、それは我儘かな。いや、もう我儘でもいいや。

「好き?」
「……好き?――これ以上ないほど、な」

そういって頬を寄せてくる和人にさらに強く抱きついて笑う。
突っ走ったってその先には和人がいていつだって受け止めてくれるから。
いいかな、って思えるんだ。

*******************************
mixiのニュース見て不安になって書いた
そして今度実行しようかと思っている押しかけ
偶には、と思うんですよ
ちなみに和人は意地悪です
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